中山身語正宗の実践
中山身語正宗の実践

では仏教の法門(教え)のひとつである本宗の信心の特徴とは、どのようなものなのでしょうか。それは大きく次の3つが挙げられます。
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仏様の「おことば」のままに実践・実行する信心仏様から授かる「おことば」のままに生きられた宗祖覚恵上人のご生涯のように、自分の思い計らいではなく、仏様のみ心のままに生活する。それが本宗信心のあり方となっています。
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ご先祖供養を大事にする信心宗祖覚恵上人は「ご先祖代々菩提が醍醐なり(ご先祖供養が何よりも大切である)」と説かれ、そして自らも実践・実行されました。供養の見返りを求めるのではなく、ご先祖様が喜んでくださると確信できるような供養、すなわち真心を込めた供養。それが本宗のご先祖供養です。
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みずから行じる信心仏様から助けていただきたいなら、他人任せにするのではなく、私たち自身が行じることが大切です。普段の生活の中で、仏様に向き合う時間を作ること。それが本宗のお行の基本です。
宗祖覚恵上人は「お行とは、仏様に向かって行くこと」と説かれました。本宗の信心は、お行を通して仏様のみ心に近づいていく信心です。
この3つの実践の「道しるべ」となるのが『おさづけ』です。
宗祖覚恵上人は、仏様のみ心のままに、お行を積んでいかれました。そして、日常生活の中にあっても、仏様のみ心のままに過ごされました。
そこで身語正第二世覚照猊下は、本宗の「信心の実践」を正しく伝えるために、宗祖覚恵上人の言行や教えを整理することに取り組まれました。こうして昭和23年に、5カ条からなる『おさづけ』がまとめられました。
私たちは『おさづけ』に説かれている条文を正しく理解し、毎日の生活の糧として日々実践していけるよう精進努力しています。
