中山身語正宗のあゆみ
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「宗祖覚恵上人」略伝
[1]不思議な幼少時代・胸の中からのみ仏の呼びかけ
木
宗祖が幼少の頃、み仏の〈おじひ〉のままに植えた
楠は、いま大樹となって生家にそびえている
 松太郎(後の「宗祖覚恵上人」)は、明治3年(旧暦7月23日)に現在の佐賀県三養基郡(みやきぐん)基山町で誕生されました。
 物心つく3、4歳のころから不思議な体験をします。食事中に箸(はし)を持つ手が動かなくなったり、食事がのどを通らなくなったりした時は、誰がそう教えた訳でもないのに「ナムアミダブツ」と3回唱えると再び動き出すような経験をします。このようなことを度々経験して、自然と神仏に手を合わせる子どもに育っていきます。

 さらに「あなたの病を治せるのは、この方角にいるこんな医師である」とか、飛行機が発明される20年以上も前に「将来、戦争は空の上でばかりでするようになる」など、誰も分かるはずのないことや当時では理解できない将来のことをたびたび口にするようになります。
 そのため、周囲からは「変わった子供」といわれる反面、人の知恵を超えた言動のために「不思議な子供」ともいわれていました。自分の気持ちとは裏腹に口をついて出る言葉や行動に、子供ながらに周囲には受け入れてもらえないことを悟りますが、自分の意志とは関係なく口をついて出るものをどうしようもできず、自らの心を暗くしていきます。そんな松太郎を唯一理解した母も、6歳のときに病没してしまいました。

 小学校に入学後も、仏告を口にするたびに友達が減り、周りからも理解されずに学校にも通えなくなり、結局3ヶ月の小学校生活で身につけたのは、カタカナの読み書きだけでした。そしてその後も、松太郎へのみ仏の呼びかけはとどまることがありませんでした。



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